出演;中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介/香川照之/市川実日子/黒沢あすか/柄本明
昭和22年、福岡県大野島に生まれた川尻松子は、中学の教師として修学旅行の引率先で、生徒の起こした事件をきっかけに、無実の罪をかぶり教師を辞め、家を出る。 それからの松子は坂を転げ落ちるように転落の人生を送るのだが、とうとう人を殺して刑務所へ。 頑張屋の松子は、そこで美容院の資格をとり、出所後は波風のない生活を送るのだが、最後に松子の転落のきっかけを作った、元生徒の龍洋一と恋に落ちる。 しかし、彼は事件を起こし、刑務所へ・・・ 彼のためにだけ、ひたすら待ちわびた松子の元を、出所した龍洋一は去ってしまう。 深く傷ついた松子は部屋に引きこもり、ただ食べて寝てのていたらくな生活に入っていくのだが、そこに刑務所仲間の友人が手を差し伸べ、再び希望を持つ。 だが、彼女は荒川の土手で殺された・・・・・・ 松子の甥の川尻笙は、その事件がきっかけで松子おばさんの人生を垣間見ることになる・・・ 山田宗樹の小説が映画化されたものだが、予告編を観たら、これが「嫌われ松子の一生」なの????とビックリするほどに印象が違う。 サイケディリックでコメディタッチで、メチャクチャふざけてて、あの真面目で悲しい小説とは到底思えない。 まず、小説の本当の松子の姿を知らなかったら、読んで感動しなかったら、絶対観ない映画だっただろう。 逆に、そのギャップに興味を持ち、同じ気持ちの友人と映画館に足を運んだのだが、コメディタッチではあるが、予告編では観られなかった真実の場面はきちんと撮ってあり、納得できた作品でした。 #
by mipo71
| 2006-07-03 10:57
| ドラマ
出演; トム・ハンクス /オドレイ・トトゥ /イアン・マッケラン /アルフレッド・モリナ /ジャン・レノ /ポール・ベタニー
ルーブル美術館館長のソニエールの奇妙な他殺体が発見されたことから、ハーバード大学教授ラングドンは、レオナルド・ダ・ビンチの謎に絡めたソニエールの残した暗号を解いていくはめになる。 ソニエールの孫娘と出会い、警察に追われながら、暗号を解く二人に危機と意外な真実が・・・ ダン・ブラウンの同名小説を映画化したミステリー映画の大作であるが、キリスト教圏国には、かなり問題視され、本の発売禁止、映画の上映禁止も出て、話題になったものである。 案外、宗教に大らかな日本の方が素直に受け入れられるのかもしれませんね。 それにしても、キリスト教徒ではない日本人が直接観ても、難しい映画だったかもしれません。 原作の本を読むか、レオナルド・ダ・ビンチの名画の秘密を勉強した上で観ることをお奨めします。 幸い、TVでダ・ビンチの絵画の謎を説明してた番組を見て、本も読み、そして映画に臨んだミポにはこの上ない面白さでしたけど(o^-^o) ウフッ いつも、コメディチックなトム・ハンクスしか見てないので、教授役の渋いトムが気に入ってしまいました。 #
by mipo71
| 2006-07-03 01:16
| 伝説・歴史
出演 ;ネイサン・レイン /マシュー・ブロデリック /ユマ・サーマン /ウィル・フェレル /ゲイリー・ビーチ
1959年のニューヨークで、かつてブロードウェイのやり手プロデューサーだったマックス・ビアストリックは、落ちぶれ、新作を作っても一日で終幕を迎える有様だった。 そこへ、税理士のレオ・ブルームがやって来た。 彼は帳簿を見て、当たらない作品の方が投資家に配当金を払わずに済むので、プロデューサーは儲かる事に気づく。 それを聞いたマックスは多額の出資金を集め、史上最低のミュージカルを作ることに・・・ プロデューサーを夢みていた税理士レオをも巻き込み行動を起こす。 最低の脚本を選び、最低の演出家を探し、間違いなく失敗するはずだった舞台が、ちょっとした手違いで大受けしてしまう。 予定が狂い、投資家に渡す配当金もない二人は刑務所行きとなるのだが、そこで囚人達と素晴らしいミュージカルを作る・・・ 面白いことは面白かったけど、かなり中だるみがあり、盛り上がりに欠けた映画に思えた。 やっぱり、「シカゴ」の強烈な印象が残っていたんだろうな~。 それと比べてしまったのが物足りなさの原因かも。 #
by mipo71
| 2006-07-03 00:29
| ミュージカル
出演;ポール・ウォーカー/ブルース・グリーンウッド / ジェイソン・ビッグス / ムーン・ブラッドグッド / ジェラルド・プランケット
犬ぞりの犬達と強い信頼関係で結ばれている探検家ガイドのジェリー・シェパードは、全米科学財団の南極基地で働いていた。 南極は厳しい冬の訪れに伴い、休息の時期に入ろうとしていた。 そこへ、デイビス・マクラーレン博士が訪れ、ジェリーと8匹の犬達は、今シーズン最後の探検に出ることになる。 困難を乗り越え、やっとの思いで生還したとき、驚異的な嵐が近づき、急遽南極を離れることになるが、小型飛行機には犬を乗せる余裕はなく、8匹のソリ犬は取り残される。 迎えに行く時間もなく置き去りにした犬達を助ける為に、危険も顧みず、もう一度南極に行くジェリー一行が基地にたどり着くまでの、犬達の運命は・・・ 1983年の公開され大ヒットした、高倉健主演の日本映画「南極物語」のリメイク版です。 南極観測の昭和基地が科学財団基地に変えられてますが、ストリーとしては、ほぼ前作のままだと思います。 犬達の健気な姿に涙涙涙・・・は同じですが、日本人の暗さがなく、アメリカ人特有の明るさがあり、そこに救われた思いもしました。 最初から最後まで重苦しいのも見ていて疲れますからね(o^-^o) ウフッ しかし、シベリアンハスキーとアラスカンマラミュート8匹が名演技を見せてくれ、観衆の涙を誘うのですが、我が愛犬黒柴の奈々は、よくハスキーの子供に間違えられます。 だから、この映画の主人公のワンコ達に似てるのが、尚更、涙を誘い感情移入して、観ていて辛かった・・・!(ノ◇≦。) ビェーン!! ついでに・・・黒柴の奈々です(〃´▽`〃)ノ♪ #
by mipo71
| 2006-07-02 19:38
| アドベンチャー
出演者:ジョージー・ヘンリー/ウィリアム・モーズリー/アナ・ポップルウェル/スキャンダー・ケインズ/ティルダ・スウィントン/ジェームズ・マカヴォイ
第二次世界大戦下のロンドンから、田舎に疎開した兄弟姉妹達4人は、古い屋敷に預けられる。 ある日、古い衣装箪笥の奥に、雪が降り積もる不思議な世界が広がっているのに気づく。 この世界こそ、白い魔女が支配する「ナルニア国」だった。 白い魔女の支配する国は永遠に春の訪れのない雪の世界。 ナルニア国に入り込んだ4人は謎めいた不思議なライオン アスランと共に、白い魔女と戦うことになる。 C.S.ルイスの「ナルニア国物語」は、全7巻からなるファンタジー小説。 「ハリー・ポッター」や「指輪物語」と並ぶファンタジー小説だが、映画化は技術的に無理だといわれて現在に至った。 だが、CGの技術の進歩のお陰で見事映画化となった。 しかし、「ハリポタ」や「ロード・オブ・ザ・リング」で素晴らしいCG技術を見慣れた観客には、新たな刺激にはならなかったと思う。 ちょっと出遅れたな~。 しかし、さすがにディズーニー、きれいな画像に仕上げ、これからも楽しみな映画になった。 原作は7部構成になってるから、あと6回シリーズで続くのかな #
by mipo71
| 2006-07-02 17:26
| ファンタジー
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